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薬・感染症の歴史

壊血病と大航海——なぜヨーロッパの船乗りは死に続け、鄭和の船団は7度の遠征を達成できたのか

壊血病と大航海——なぜヨーロッパの船乗りは死に続け、鄭和の船団は7度の遠征を達成できたのか 1497年、ポルトガル王国の艦隊がリスボンを出港した。指揮官はヴァスコ・ダ・ガマ、目的地はインド。乗組員は170人だった。 ...
外科・手術の歴史

バーク&ヘア事件——解剖学の需要が生んだ19世紀スコットランドの暗部

死体を売っていた男たち——バーク&ヘア事件と近代解剖学が払った代償 1828年のエジンバラ。下宿屋の女将が宿泊客の男の死体を発見した。不審に思った警察が調べると、その死体は新鮮すぎた。死後数日ではない——ほぼ直後だ。...
外科・手術の歴史

「速い馬車」から「動く治療室」へ——ラレー、レターマン、そして救急車が230年かけてたどり着いた答え

「速い馬車」から「動く治療室」へ——ラレー、レターマン、そして救急車が230年かけてたどり着いた答え 2020年代の日本で、救急車が自宅に到着する。隊員が玄関を開けるとほぼ同時に、12誘導心電図のモニターが患者の胸に...
外科・手術の歴史

「階級に関係なく、最も重傷の者から治療せよ」——ナポレオンの軍医ラレーが発明したトリアージと救急医療の原点

「階級に関係なく、最も重傷の者から治療せよ」——ナポレオンの軍医ラレーが発明したトリアージと救急医療の原点 1807年2月8日、アイラウの戦い(現在のポーランド北部)。 氷点下の雪原で、フランス軍とロシア・プロイセン連...
薬・感染症の歴史

アーユルヴェーダの薬草がレセルピンになった——伝統医学と現代精神薬理学の接点

「狂気を鎮める草」がレセルピンになった——アーユルヴェーダの植物が現代精神薬理学を生んだ日 インドに、古くから「サルパガンダ(Sarpagandha)」と呼ばれる植物があった。 サンスクリット語で「蛇の香気」を意味する...
医学と社会の歴史

「豚を食べるな」——コーランが1400年前に禁じた食物と、現代医学が解明した寄生虫の真実

「豚を食べるな」——コーランが1400年前に禁じた食物と、現代医学が解明した寄生虫の真実 「なぜ豚を食べないのか」 イスラム教徒に問えば、答えはシンプルだ。「アッラーが禁じたから」。それ以上でも以下でもない。コーランに...
医学と社会の歴史

「脈が乱れた——恋をしている」——イブン・スィーナーが千年前に診断した心と体のつながり

「脈が乱れた——恋をしている」——イブン・スィーナーが千年前に診断した心と体のつながり ある若い男が、原因不明の病で衰弱していた。食欲はなく、顔色は青ざめ、日に日に痩せ細っていく。医師たちは診察したが、何も見つからない。 ...
医学と社会の歴史

江戸の「汚物」は宝だった——くみ取りビジネスが守った都市の清潔と、し尿農業が生んだ寄生虫の循環

江戸の「汚物」は宝だった——くみ取りビジネスが守った都市の清潔と、し尿農業が生んだ寄生虫の循環 前の記事で、古代ローマが下水道と水道橋で都市の清潔を維持した話を書いた。では同時代の江戸はどうだったか。 1800年前後の...
医学と社会の歴史

古代ローマ人は中世ヨーロッパ人より清潔に生きていた——失われた水道と、コレラが呼び戻した公衆衛生

古代ローマ人は中世ヨーロッパ人より清潔に生きていた——失われた水道と、コレラが呼び戻した公衆衛生 西暦97年、ローマ帝国の水道長官セクストゥス・ユリウス・フロンティヌスは、赴任直後にローマの水道システ...
薬・感染症の歴史

「安全な睡眠薬」が46か国で奇形を生んだ——サリドマイドと薬事規制誕生の物語

「安全な睡眠薬」が46か国で奇形を生んだ——サリドマイドと薬事規制誕生の物語 1957年、西ドイツのグリュネンタール社が新しい睡眠薬を市場に送り出した。 商品名「コンテルガン(Contergan)」——「安全で副作用がほとんどない」...
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